大潟村同友会の産地直送米、こまちのゆめ

立地・条件に恵まれる

大潟村同友会は秋田県南秋田郡大潟村に本社を置く株式会社です。大潟村は1964年に八郎潟を干拓して作った土地に誕生しました。村内には用水路や道路が整然と配置されており、大型機械を利用して近代的な農業を行うモデル農村となることが期待されていました。農地は1農家あたり10ヘクタールと日本の農家の平均より広くなっています。このような創設の経緯から大潟村では革新的な農業を行う機運が当初から高かったといえます。

画期的な産地直送

大潟村同友会は米を産地直送にしたいとの願いから、昭和63年に大潟村に入植した580戸の農家から23戸が結集して作られた大潟村あきたこまち生産者同友会を起源としています。米の産地直送は当時としては画期的なことでした。以来、大潟村同友会では消費者に迅速に米を届けられるように精米自動化ラインを整備したり、一合パック計量包装機を導入したりと最新のシステムを取り入れてきました。また、無洗米も早い段階から出荷しています。最新の機械を取り入れる傍ら、大潟村同友会では消費者に安全な米を届けるべく、環境に配慮した農業を行ってきました。現在では農薬の使用回数、化学肥料の使用料は秋田県が示す基準値の半分に抑えられています。

新品種の特性

大潟村同友会では先進的な農業を目指す一環として、新品種の出荷にも意欲的に取り組んできました。こまちのゆめはそんな1例です。品種名はミルキープリンスといい、縞葉枯病に強い低アミロース品種を作ることを目標に関東163号と鴻272を掛けあわせて誕生しました。鴻272はコシヒカリの系統に属しており、同じく低アミロース品種のミルキークイーンの姉妹系統の品種です。ミルキープリンスの炊いたご飯の粘りはコシヒカリより優れており、味の総合評価値はコシヒカリやミルキークイーンと同等程度となっています。このように優れた特性を多く持つため、現在では秋田県と福島県の産地品種銘柄に指定されています。ミルキープリンスは平成15年12月に大潟村同友会が秋田県農政事務所に指定銘柄申請を行い、翌年に秋田県指定銘柄品種として公示を受けました。正式に品種名を名乗れるようになった平成17年から本格的に出荷を開始しています。愛称にはあきたこまちを超える質の高い米を生産したいという同社所属の生産者の願いがコメられています。この米は冷めても味が落ちないのが特徴です。このためお弁当などにも向いています。同社では無洗米の形でも出荷しているので手間をかけずに食べることができます。

株式会社大潟村同友会
http://www.okome.jp/

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