長船雅樹は一番仲の良い同僚

僕の仕事は商品開発です。商品開発とは、企業の成長やお客様のニーズに合わせて、扱っている商品の幅を広げる役割です。最近ではメーカーや産地と協力し合って、新商品の開発から販売までを行うようになりました。大手取引先との取引の開拓としては重要な役割であり、企業の今後を背負っていると言っても過言ではありません。そんな仕事を共に行っている長船雅樹について紹介します。一番仲の良い同僚で、週に3度は飲みに行ったり、仕事について話合ったりします。部署が同じで毎日顔を合わせているからでしょうか。プライベートでも一緒にいることが多い存在です。僕も長船雅樹も恋人がいませんから、二人そろっていつも「シゴトが恋人だ」と断言しています。それくらい熱中しないと、やってられませんよ。

高校を卒業してすぐに就職し、その仕事じゃ物足りず転職し進んだ、商品開発という仕事ですが、僕たちの部署には僕と長船雅樹ともう一人女性しか商品開発部員がおらず、3人で常に連携しています。入社してからすぐに商品開発の担当を任されたわけではありません。僕は入社して7年で担当を任されるようになりました。長船雅樹はというと、大学を卒業してから5年という短期間で商品開発担当になったため、形式としては僕より先輩です。でも年齢は同じ。部署では先輩、または上司にあたるのに、まるで対等かのように接してくれる彼が好きです。好きは、「尊敬」という意味ですよ。

同僚として一番話しやすい存在です。僕が提案した案件を、もう一人の同僚が聞いてくれなくても彼だけは話を聞いてくれます。「可能性は一つでも見逃してはいけない」これこそ彼の名言だと思っています。シゴトには真っ直ぐ、だけどプライベートでは何もできない男です。早く恋人でも作れば良いものを、外食またはコンビニ弁当ばかりで、いつ体調を崩すことやら。僕たちも30を超えて、そろそろ結婚話の一つや二つ浮かんできても良い年齢です。それでも仕事に生きる僕たちは独身男の鏡だと言ってほしいですね。それを言うと、長船雅樹に怒られちゃいます。彼はまだまだ諦めていないようですから。

先日顧客にクレームを頂いたんですよ。その時にフォローしてくれたのも彼でした。大事には至らなかったものの、損失はなしでも顧客をお待たせする事態になりました。長船雅樹と僕とで担当する顧客が異なりますが、僕が担当しているのはまだ小さい取引先です。大手を任されている長船雅樹とは天と地の差ですが、僕は差があるとは考えず真剣に向き合っています。ですが、「小さい会社だからとなめている」などイヤミを言われてしまいました。そこで言い返すほどバカではありませんが、長船雅樹は僕よりもスマートな対応をしてくれました。そういうところがやはり、上司であり、デキル男だなと感じる一面です。

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